いつか・・・②(小説)

はい、問いかけの続きです。
視点がかわってますので。
初めての方は①へGOです。
キャラクターも①より前の記事にあります。
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君の知りたいことはー・・・
ー僕の瞳の色?ー
僕の目。それをみた人なんて数少ない。
ずっと包帯をしているから。
今まで「見たい」と言った子は何人もいた。
けど、僕は包帯をとるのが怖いから
「ごめんね」と言ってとらなかった。
とりたくないから、怖いから。
そもそも、僕が包帯を取ったのはあの、1日だけ。
17年生きてきて1日だけだ。
僕は生まれた時から目が見えなかった。
けど、ある日医者に
「もしかしたら見えるようになるかもしれません」
と言われて手術を受けた。
そして、手術から1週間はばい菌が入るといけないから
包帯をはずさず過ごして。
1週間たったとき、病院で仲良くなった子が
退院する時にはずすということだったんだ。
けど・・・僕がはずした時に通りかかったトラックが
その子を轢いて、そしてー・・・そしてー・・・
僕の目の前は赤。血の色。
僕がはじめてみた色は赤だった。
そして怖くなった僕はまた包帯をした。
それから、1度もはずしていない・・・〈包帯〉
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めんどくさくなったので終了。
コレが包帯少年の過去です。
次は・・・しらん。
予定すらたっていない。
だから、気が向いたら書きます。